
2019年 大阪府立大学(地域保健学域マネジメント学類、現代システム学域総合リハビリテーション学類(栄養療法学専攻))の入試問題です。
なお大阪府立大学は、2022年より大阪市立大学と統合し、現在は「大阪公立大学」に名称を変更しております。
スタンダード数学演習I・II・A・B(2022年版)の問題番号87(1)に、(2)の問題のみ記載されています。
参考動画
鈴木貫太郎さんが、解説動画をあげておられます。
考え方
整数には3大解法が存在します。
整数問題の主な3大解法
①積の形にする ②余りや倍数に注目 ③範囲を絞る
因数分解しやすい形や、素数を見たらまずは①の形を疑ってみましょう。
(1) 〇と△が整数で、〇×△=p(素数)となったときは
(〇,△)=(1,p),(p,1),(-1,-p),(-p,-1)の4通りしかありません。
「負になる・ならない」という条件や「〇と△どちらが大きいか」という条件からさらにパターンを4通りから削っていきましょう。
(2)(1)同様因数分解できる形です。範囲を絞って場合分けしましょう。
(3)複雑に見えますが、(1)(2)の流れからまず因数分解を考えましょう。因数分解できます。そこからパターンの絞り込み。やってることはどれも同じです。
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